活字を喰らう

はいはい生きてますよっと(気だるげに)。俺が秋の売変率祭りと戦っている間に一ヶ月経っていました。現実は小説より奇なりとはよく言った物で、現実はインターネットより奇なりです。この一ヶ月それがよく分かりました。「インターネットなんて、別になくてもいいじゃん!」みたいなことを何度叫んだことか。しかし結局こうやって光などという恐るべきオモチャを装備して何度でも蘇る自分が居ます。別になくてもいいけども、体が渇望する物、それがインターネットか。
画面上の活字を読む事が無くなっていた間、久々に書籍などを読みあさっていました。これは多分新聞を取らなくなったことも関係するのでしょうが、どうも自分は毎日活字を何千字か読まなければならない体のようです(主に便所で)。昔買った本を改めて読んだり、書店に行って面白そうな本を漁ってみたり。ということで久々のはまぞう行くよ!はまぞうの「ぞう」は「憎悪」のぞう!

野ブタ。をプロデュース

野ブタ。をプロデュース

生協の白石さん

生協の白石さん

野村ノート

野村ノート

もう明らかに書店のベストセラーコーナーを右端から買っていたような3冊ですね。はっきり言ってもう読む物は何でも良かったので本当にそういう感じで買いました。業界人らしく林文子の本でも買おうかと思ったのですが、どうにもビジネス書は取っつきにくいということで読みやすい物を。
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野ブタ。」はあれです、この延岡ではドラマが映りませんという理由もあるからです。なのに何で書店ではベストセラー第1位なのかが理解できませんが。ひょっとしてこっそり見てるのか。
文体はもう完全にどこぞのテキストサイトみたいで、最近の作家ってこういう感じなのかと思って著者のプロフィールを見たら、俺のイッコ下でした。こりゃもう完全にネット世代だ。よろしく!何がよろしくなんだ。
クラスの人気者がいじめられっ子をプロデュースする、という構想は非常に面白く、興味を引く事請け合いですが、ストーリー自体は至って普通でした。最後もあれあれという感じでした。ドラマではここらへんが変えられて最後にどんでん返しが用意されているのでしょう。ただもう一度繰り返すと、この土地ではドラマ見られません。楽天のキャンプなら見られるけども。
人間はどこかで何らかの皮を被って生きている物です。その皮を被ったり脱いだり、脱がせたりするのが面白い訳で、さらに皮を脱いだかと思えばもう一枚皮があったりと(さかきばらのぶゆきの如く)何が一体どうなってるか分からない。だから人付き合いはおもしろい。


しかしお前ら皆社会という名の虚構の皮に包まれて生きてるんだよ!(ぶち壊し)


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白石さんは、どうしてもうちの店にもある似たようなシステムが頭に思い浮かんでしまって、他人事に思えないのです。

思うに、この世の中の潤滑油はユーモアではないか。それが発露できる環境を作れるかが、世の中上手くやっていくコツやね(紳助)。

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野村ノートはまだ読んでいる最中。


スイートルームナンバー1

スイートルームナンバー1

第2成長記

第2成長記

すぺじぇねとかちょういいよね。

みなみけ(2) (ヤンマガKCスペシャル)

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舞ー乙HiME 1 (少年チャンピオン・コミックス)

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みなみけ限定版買えば良かった。