テレビの凝縮

ちょっと前の話になるけれども、ニュース23で天野祐吉が今年のCMベスト10(センチメートルじゃないよ!)を発表していた。1位はタイガー魔法瓶のCMで、全編サーモグラフィのやつだった。岩下志麻が出てるけどサーモグラフィだからよう分からんという。というか俺このCM見た事無いわ。
個人的に今年の一番CMを決めるのであれば、ホットペッパーのやつだろうなあ。居酒屋クーポン…ああまだ前奏ですってやつ。外国人に日本語を勝手にくっつけるとどうしてこんなに面白いんだろう。
ちなみに一番つまらんと思うのは、CMのCM。コマーサルとかいうやつ。せっかくかわいらしいキャラなのに、公共の電波で思い切りスベってるのが悲しい。あの声を付けたのが大間違いだった。しかもあのCMが飽きもせずに毎日毎日かなりの割合で放送されているという事実に畏怖感すら覚える。CMのCMが最低のCMってすごい悲劇だ。これに昔松浦亜弥が出ていたという事実に更に背筋が凍る。
テレビという物は映像と音声の二つによって構成されているのであって、その二つが合致する物が良い作品なのだろう。そして逆に心地よいズレを生じさせる事ができた作品もまた良い作品である。その観点から選んだ今年のベストとワーストである。なんだこの口調うざい。